夏休みを利用して北海道へ行ってきました。
大雪山国立公園の中の黒岳と旭岳に登りたかったのですが(テレビで見たので)連日雨と寒さでなかなか登れません。
そうこうするうちに黒岳には観測史上一番早い初雪。
もうこちらは諦めです。
予定を変更してチャンスを伺い最終日やっと天気が良くなったので旭岳に行きました。
麓から中腹へはロープウェイを利用。麓から中腹は森林帯なのでクマが出没し、ここは歩けません。
なので楽して一気に1600mあたりへ。緯度が高いのでこの高度でも既に森林限界は超えています。
ここから2300mの頂上への登山です。が、ロープウェイを降りると気温は6度。もちろんそれなりの装備はしていましたが風が強く辺りは一瞬でガスに覆われ道すら見えなくなってしまったのでもはやこれまでと途中で引き返しました。
黒岳中腹はお鉢と呼ばれ縄文時代に山頂が噴火で吹き飛んでできた台地があり姿見の池や夫婦池が有名ですが一周1時間ほどのハイキングができたのでそちらを楽しみました。
でも噴煙と霧ですぐ視界が悪くなったり寒り、「テレビとちゃうやん」とさんざん嘆きつつ千歳空港へ向かったのでした。
でもシマリスは1回だけ見ましたしナキエゾウサギの声もきこえましたよ。
写真はほんの一瞬霧が晴れた時の光景。